神韻のオリジナル作品は東西の古典音楽を見事に融合させています。では、どうやってそれを可能にしたのでしょうか?
それは第一に、ベースとなる西洋の音楽が、特徴ある中国楽器の音色を際立たせていることです。第二に、古代中国の王朝からつづく魂を震わせるようなメロディーを基盤とし、それを西洋の交響楽が生き生きとよみがえらせているからです。これが、神韻の音楽がユニークであり、古典音楽の新たなフロンティアとなった所以です。
伝統的な中国の音楽は、内面の情感の表現を重視しています。中国の古人は、自分の心の状態を表現するのに、楽器を用いたのです。一方、西洋の音楽は、アンサンブルの総合的な効果に重点を置いています。そのため、編曲とハーモニーを最も大切にしています。神韻の音楽は、東西音楽の真髄を捉えるために、これら双方からのアプローチを融合させたのです。